ガラスドアの対策

店舗の裏口や事務所の出入口、一般家庭の勝手口などに使われているガラスドアは空き巣に狙われる可能性が高い。
上半分にガラスがはめ込まれていて、下半分はアクリル板になっているという一般的なタイプのものものが特に狙われやすいなぜなら容易にドアをあけることができてしまうからだ。
主な侵入方法としてはガラスを破ってドアの内側に手をいれサムターンを回してしまうというものだ。
その他、アクリル板やスチール板を切りつけて穴をあけ、同じようにサムターンを回したり、ドライバーやバールのような工具で錠をこじ破ってドアをあける強引な方法や鍵穴からピッキングしてあける方法などもよく使われている。

こういった犯罪を防げる対策をしておく必要がある。

まず、ガラスは防犯ガラスにしておこう。割るのに時間がかかり、途中で諦める可能性がある。コーキング仕上げにし、さらにドアノブ錠の室内側は鍵式のものにするといい。

アルミ板は5mmムク板にしてコーキング仕上げにしておく。さらにドアとドアの隙間には金物のプレートを取り付けておき、間に工具を差し込むことができないようにする。ドア枠ストライクにはモルタルを注入すれば隙間がなくなりさらに強固になる。

ドアノブ錠もピッキングに強い防犯性能の高いものに交換しよう。さらにピッキングセンサーやガラスセンサーを取り付ければ確実に被害は防げるかと思う。

補助錠をつければさらに確実だ。

防犯ガラスにしていても、時間をかければいつかは割ることができる。このように防犯には「絶対」がない。しかし、ある程度防犯対策をしておけば泥棒は最初から狙わないと言われている。

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